2006/06/23

現時点で候補のレンガ2種です。

左はフランス産の耐火レンガ。焼け焦げの跡がいい味を出しています。

右はドイツ産のレンガ。硬くて丈夫そうです。正確な長方形をしているので、目地も綺麗に入りそうです。

これらは「コの字」型に加工が必要なので、どちらが加工しやすいか、サンプルを2個ずつ買ってきて実験してみます。

レンガ加工のための道具も調達しました。

上がレンガを割るための「レンガタガネ」。下がレンガ用のノコギリの歯です。

しかし、道具ばかり増えてくるなぁ。。。

2006/06/25

レンガカットの実験開始です。

まずは切断箇所を鉛筆で罫書いて。。。

十分に水を吸わせます。

レンガは水を吸うことにより、ノコ歯の食いつきが良くなるそうです。表面から気泡が出なくなるまで放置です。

まずはドイツレンガです。
このレンガ、硬すぎて手ノコでは歯がたちません。。。

ノコが刃こぼれしそうな感じで、怖くて途中でやめました。

この時点で、このレンガは候補から外すことにしました。お疲れ様。。。

続いてフランス耐火レンガを試してみます。
これは何とか切れそうです。

心配した刃こぼれもありません。ただ、10ミリほど切り進むとノコの刃に粘土がからみつき、途端に切れが悪くなります。そうなったら、ノコをバケツに突っ込んで、たわしで粘土をゴシゴシ落とせば切れ味が戻ります。

レンガの水分もどんどん蒸発してしうまうので、適当なタイミングで水に浸します。鉛筆で罫書いた線が消えて見えなくなるので、油性ペンで書いた方がいいようです。学習しました。

2個切りました。しかしこの作業、1個切るだけでかなり体力を消耗します。腰にもかなりきています。電動工具が欲しいなぁ。グラインダー買っちゃおうかな?

D.I.Yを趣味とする諸先輩方が、次々と工具を買い揃える心境、分かるような気がします。

さて、第二関門のレンガ割りに挑戦します。
まず、割る部分の両面に深さ1ミリほどのキズを付けます。レンガにかかった力は、反対側のこのキズに誘導されて進みます。この段階では力を入れずに、表面を軽くなでる感じです。力を入れ過ぎると、変なところで割れる危険があります。

この作業、固い地面の上で行うと予期しない割れ方をするらしいので、芝生の上で行いました。ちょうど良いクッションです。

両面にキズを入れたら、タガネを垂直に立てて、ちょっと強めに叩くと。。。

おぉーっ、感動!

難しく思っていましたが、やってみると意外に簡単です。

基礎のモルタルが乾いたので、木枠をはずしました。初めてにしては綺麗に出来ていると思います。

この基礎、上面が地面より30ミリ低くなるように作りました。もしレンガ積みに失敗したり、あるいは途中で挫折した場合には、上に土をかぶせて「無かった事」にしてしまいます。

土が30ミリあれば、高麗芝なら育つでしょう。

加工したレンガはこのように積み上げます。ここまで、大体イメージ通りに進んでいます。

レンガ加工の目処もついたので、今回はフランスレンガを採用することにしました。

で、速攻で買ってきました。。。